墓相学
墓相学(吉相墓)とは
顔に人相、手には手相、家に家相が有るように墓にも墓相が有ります。
墓相は江戸中期以降の統計学に基づいて、昭和に初代竹谷聡進先生により墓相学が確立されました。
墓相学に基ずいて建立されたお墓を吉相墓と言います。
吉相墓の基本は吉相墓を建立することにより「その家が栄える」即ち子孫繁栄を願うものです。
吉相墓の建立ルール |
墓地に向かって右奥が上座になります。 五輪之塔は右奥の上座に建立します。次に祖父母、父母の夫婦墓を時計廻りの反対方向に建立します。最後に右手前には水子地蔵尊を建立します。上座から下座に、此が吉相墓の建て位置です。又墓地に向かって左半分は余裕を持って空けます。 何のために空けるのでしょうか・・・ それは未来地と言って将来に渡りその家の繁栄を願って空けます。
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吉相墓と家系図? |
吉相墓を建立するのには必ず家系図が必要なのです。 何故なら、お墓の基本はその家の直系の方を夫婦毎にお祀りするのが基本です。つまり傍系の方はお祀りしてはいけないのです。必ずお祀りしなければいけない方、してはいけない方を見分ける為作成が必要なのです。 傍系の方、その家に関係の無い方等をお祀りすると家の中が常に不安定で意見がまとまりません。又長男が家を出て行くと言われます。
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家系図の作成とは? |
吉相墓の建立には家系図の作成が必要です。 まず本人の戸籍謄本、父の戸籍謄本、死亡で有れば除籍謄本、祖父の除籍謄本、祖祖父の除籍謄本、その上の方、又その上の方、取れるところまでとって頂く。又お寺さんの過去帳、お仏壇の過去帳等を調べ同時に法名、戒名等を調べ完成します。今では処に寄り江戸後期迄のご先祖様が判明します。 参考迄に、統計学上戸籍上三代に渡り長男が家を継いでいる家系はまず有りません。
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吉相墓の納骨は? |
吉相墓の納骨は一般の墓石の様に納骨室(カロート)は有りません。 人は亡くなれば土に帰るの如く自然な形で納骨します。但し骨壺には入れず、さらしのような布の袋を作り中にお骨を入れて埋葬します。
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五輪の塔とは? |
仏教では全ての事象を構成する要素として空、風、火、水、地を五大と称し五大の変化によって万物が生ずることを五輪と言う。 五輪の塔は大自然に感謝すると同時にご先祖様にも感謝するという大きな意味が有ります 吉相墓では必ず五輪の塔を中心にお祀りします。 参考に戦国武将のお墓は大部分五輪の塔でお祀りされています。
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墓相学上、長男が戸籍上、三代継いで相続出来ない? |
墓相学上相続する代は30年と見ます。 お墓の相談を受けているとき、当家は10代続いている・・・ウチは6代続いている・・・とかよくお聞きしますが、それぞれ300年、180年続いている事になりますね。しかし家系図を見ているとある代に次男が継いでみたり、ある代に養子を迎えて何とか今に至っています。 長男が三代継いでいる家系はまず有りません。 江戸徳川幕府も何とか二百数十年続きましたがこの事を物語っています。
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日本墓相学協会 会長松本寿山(参照)
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